2014年

7月

31日

コミュニケーションチャーム

先日ブログに書いたピープルデザインに関連して。

 

『電車でご高齢の方が乗ってきた。席を譲ろうか。でも、断られたらいやだし…』

『外国からいらした方が困っていそう。でも、外国語話せないし…』

そんな経験をしたことがある人はいるでしょう。

街で困っていそうな方がいても、声をかけるのは結構勇気がいること。

そんなときに役立つのが、写真にある「コミュニケーションチャーム」です。

『困っていたら、私に声をかけてきてください』という心意気を表明するアイテムで、言葉がわからなくても、アイコンを指差しすれば、ある程度の対話ができます。

これも、ピープルデザイン研究所が企画したアイテム。

このアイテムの特徴は、デザインを一流のデザイナーが手掛けたこと。そして、販売しているお店が、いわゆる福祉器具を扱っているお店ではなく、SHIPSやKERA SHOP MARIAといったファッション店であること。つまり、ファッションアクセサリーとして身に着けてもらいたいという思いも込められているのです。

 

なんだか宣伝っぽくなってしまいましたね。←宣伝でしかないだろ

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2014年

7月

30日

11度目の正直

夏といえば、高校野球。各地で暑い中、熱い戦いが繰り広げられております。

7月も終盤に近づき、ほとんどの地域で代表が決まるころ。当事務所のある東東京でも、昨日決勝戦が行われ、代表校が決まりました。

代表校となったのは、二松学舎。決勝進出11回目にして初の栄冠です。

あと一歩のところまで行くのに、なかなか手にすることができなかった優勝。これまでの先輩たちが成し遂げられなかった悲願を、11度目の挑戦にして達成したのです。

ジンクスを乗り越えての優勝、お見事でした。

困難があっても、なかなか成功しなくても、諦めずに取り組む。その姿には学ばなければなりませんね。

 

当事務所近辺の高校ですと、都立でありながら雪谷と小山台がベスト8と健闘しました。

雪谷は夏の甲子園に、小山台は選抜に出場したこともある高校。再び夢の舞台に立てるように、新チームには頑張ってもらいたいですね。

 

ちなみに、写真は今年の神奈川大会開会式の様子。

現在神奈川に住んでいるということもありまして、実は神奈川の高校野球を応援しております(笑)

 

それはともかく、球児の皆さん、暑さに負けず、熱い戦いを見せてください、

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2014年

7月

29日

違いは個性 ハンディは可能性

≪「佐藤、鈴木、高橋、田中という苗字の友人がいる人はいますか?」

おそらくほぼ全員の方が手を挙げるだろう。

もうひとつ、質問。

「では、障害者といわれる友人がいる人はいますか?」

どうだろう。たぶん、一気に数が減るのではないだろうか。≫(36頁)

≪最初に挙げた4つの苗字は、「日本でいちばん多い苗字ベスト4」で、おおよそ660万人いるとされている(2013年12月、明治安田生命調べ)。これに対し、日本で障害者といわれる人の数は、およそ741万人(内閣府「障害者白書」2013年度版より)。これは、日本の人口の約6%にあたり、学校のクラスでいうと、一つの教室に2人程度の割合で何らかの障害を持った子がいることになる。≫(37頁)

 

写真にある、『意識をデザインする仕事』の中に書かれている一節だ。

これを見たとき、衝撃を受けた。

私の友人に障害者といわれる人がいないわけではない。

だけど、佐藤、鈴木、高橋、田中姓の友人に比べたら、少ない。日本にいる実際の人数は多いのに。

そして、私の障害者といわれる友人のほとんどは、私が怪我をしていた時に知り合った人だ。

すなわち、日本では、障害者と健常者の接点はほとんどないのが実情なのだ。

 

『意識をデザインする仕事』の著者は、ピープルデザイン研究所の代表である須藤シンジさん。

昨晩、著者の須藤さんを招いて『意識をデザインする仕事』を課題本とする読書会が武蔵小杉であったので、参加した。

ピープルデザインとは、簡単に言うと、「“心のバリアフリー”をクリエイティブに実現する思想や方法」のこと。設備的なバリアフリーだけではなく、意識面でもバリアフリーを実現するのを目的としている。

障害者と健常者の接点がない現状では、いくら設備面でバリアフリーがなされても、なお障害者と健常者は分離されたままとなる。本当に、それでいいのだろうか。

 

須藤さんを交えての読書会では、様々な気付きがあった。

一つは、ピープルデザインは「障害者のため」にやっているものではないということ。

例えば、須藤さんが最初に企画した、四肢に麻痺がある人や、片手が欠損していたり動かなかったりする人でも履けるスニーカーは、メインターゲットを健常者の若者としていた。そのため、デザインも、いわゆる福祉器具にあるようなものではなく、「格好いい」ものにしていた。そのうえ、販売するにあたって、障害者に対して特別扱いもしなかった。あくまで、健常者と障害者を同じく扱うようにしたのである。

障害者を特別扱いしてしまえば、結局それは健常者と分離したままになってしまう。そうではなくて、健常者も障害者も同じ場に出させ、混ぜ合わせなければ、心のバリアフリーにはつながらない。

だから、ピープルデザインのスニーカーを売る趣旨は、障害者のための製品をつくるのではなく、障害者に対してスニーカーを買うために街に出かけるという行為を促す点にあるのだ。障害者と健常者の交流を生み、心のバリアフリーを実現させるために。

 

「違いは個性。ハンディは可能性。」

ピープルデザイン活動のキャッチコピーだ。

あたりまえだけど、人はみんなそれぞれ違う。違うから、別の視点で新たな発見があったり、その人の得意分野で力を発揮することができたりすることにより、人の社会は発展してきたともいえる。

ハンディを抱えている人だって、それを克服していく過程で生み出されたものには価値がある。

障害がある人でも生活がしやすくなる商品というのは、たいてい健常者にとっても便利なものだ。

だから、ハンディに可能性はある。

 

ただ、健常者と障害者の接点を増やして心のバリアフリーを実現させようというピープルデザインには、不安もある。

接点を増やすことにより、かえって対立を招き、より一層の分離固定化がなされてしまうのではないだろうか(まあ、その不安をできるだけなくそうとするべく、ピープルデザインの方法として取ったのが、ファッションやスポーツ、イベントなんだとは思うけど。そして、ピープルデザインでその対立の原因となるバリアをなくそうとしているのだろうけど)。

たぶん、心のバリアを完全になくすことはできないと思う。だって、心のバリアは健常者と障害者との間だけにあるものではない。男女にだって、世代間にだって、はたまた親と子の身内間にだって、多少なりともあるものだから。

だけど、心のバリアを認識したうえで、相手を受容することはできるはずだ。その人の、ありのままを受け入れる。

 

健常者と障害者の関係には、おそらく唯一の正解があるわけではないだろう。

だけど、違いを認める。個性を尊重する。

そうしていけば、関係は良くなっていくはずだ。

 

いろいろ考えさせられることもあり、新たな発見もあった読書会だった。

そして、個性を認めることは、人権を尊重して仕事をすべき行政書士の心構えにも通ずるものがある。

ピープルデザインの考えを行政書士の仕事にも活かし、信頼される行政書士になっていきたい。

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2014年

7月

28日

ブログを書き続ける理由

【ブログを書き続けようと思ったきっかけ】

当事務所のウェブサイトを開設したあたりの時でした。
SNS上で友人たちが「毎日ブログを続けるのがいい」といった感じの記事を載せているのが多くありましたので、それなら当事務所のウェブサイトをつくったらブログでもやってみようか、それも、毎日、というのがブログを書き始めたきっかけです(まあ、毎日といっても、休業日は更新していないんですけど)。

 

それで、書き続ける理由ですが、一応事務所のウェブサイトに掲載するブログなので、集客目的というのもあります。毎日更新した方が検索されやすくなりますからね。
ですが、それはあまり大きな理由ではありません。
では何か。

一つは、自分の能力を向上させるため。もう一つは、お客様との交流の場を設けたいためです。

 

【自分の能力を向上させるため】

ブログを毎日書くということは、何らかのネタを文章にし、まとめるという作業をすることです。そうすると、必然的に文章力が向上する…はずです。文章力の向上というのは、行政書士の仕事において大事なことです。お客様にわかりやすく納得できるよう説明することにもつながりますし、正確な書類を作成することにもつながります。

また、ブログのネタ収集のため、情報に敏感になります。いろいろな方面にアンテナを張り巡らすことができ、多彩な視点を持てるようになる、と思います。
そして、ネタを文章にすることで、そのネタについて確かな知識が身に着くようになります。すなわち「知っているだけで文章にすることはできない」状態から「文章にして説明することができるまで知識として定着した」状態になるわけです。

 

【お客様との交流の場を設けたいため】

いろいろな人と交流するならば、SNSで十分ですが、SNSですと投稿したものが流れていき、見つからなくなるということがあります。

その点、ブログは流れずにストックされます(もちろん、前の方に投稿したものは遡らないといけませんが)。過去に投稿したブログのテーマで思いがけない交流が生じることもあります。
それなら毎日書かなくてもいいのでは、と思う人もいるでしょう。

でも、毎日書くのには交流場としてのメリットがあるのです。

一つは、検索されやすくなって、いろいろな人が集まる可能性があるということ。このことについては、言うまでもないでしょう(あくまで「可能性」が高くなる程度ですが)。

もう一つは、毎日書くことによって、読んでいる人に「ここに見にいけば、毎日何らかの新しいことがある」と思わせることができる、ということです。これは、毎日続けていないと実現できないことです。毎日新しいことがあるから、習慣化され、明日も見に行こう、という気になるのです。その結果、常連ができてその人たちがさらに新しい人を連れてくるという循環ができ、新たな交流が生まれるようになるのです。

 

【今後】

今のところはあまり読まれていませんし、ブログの内容も大したものではありません。

ですが、ブログを続けている人は「まず3か月やり続けろ」といいます。

3か月続ければ変わるかどうかはわかりませんが、とりあえずは3か月、頑張って営業日は更新しようと思います。

そして、ブログの内容もより充実したものにするべく勉強します。

ウェブサイトも未完成なところがありますので、ブログ更新と並行して充実したものにしようと思います。

今後ともよろしくお願いします。

 

 

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2014年

7月

25日

かき氷

今日も暑いですね。日中外に出ると、汗が止まらず、茹で上がるかのようです。
こんな暑い日に食べたいのが、かき氷。本日7月25日は「かき氷の日」でもあります。

なぜ7月25日がかき氷の日なのか。それは、かき氷の別名「夏氷(な7・つ2・ご5・おり)」の語呂に合わせたからというのが理由の一つ。もう一つは、1933年7月25日に山形市で日本最高気温の40.8度を記録したからだそうです。

まあ、暑いこの時期ですと、かき氷が恋しくなりますよね。

最近では行列ができるかき氷店もあるそうで。

今週末も暑さが続きそうです。暑さしのぎに、かき氷店に立ち寄るなんてのもいかがでしょうか。

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2014年

7月

24日

大暑

昨日は二十四節気でいう「大暑」の日でした。暦の上では最も暑い日とされ、ここから立秋にかけてが一年の中で一番暑い時期であるといわれています。

大暑の名のように、昨日は非常に暑い日でした。

今日もこれから暑さが増す予想。東京では今年初の猛暑日になるかもしれないとのことです。

皆さん、こまめに水分補給をして、熱中症にならないように気を付けてください。

 

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2014年

7月

23日

電車の音が聞こえる事務所

池上線の線路の近くにある当事務所。
そのため、電車の音がよく聞こえます。

私自身、電車は結構好きなので(鉄ちゃんではないですが)、音が聞こえる環境を気に入っています。

ちなみに、事務所を出てすぐのところに、電車を撮ることができるスポットもあります。

 

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2014年

7月

22日

梅雨明け

関東地方が梅雨明けしましたね。

梅雨明けしたからでしょうか、今日の関東地方は暑いです。

これからさらに気温が上昇するところもあるでしょう。

暑い日が続くことが予想されます。

こまめに水分補給をする、外に出ているときは日陰で休息をとるなどして、熱中症にならないように気を付けてください。

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2014年

7月

18日

休業日のお知らせ

平素は野田洋平行政書士事務所をご利用いただきありがとうございます。

誠に勝手ながら、7月19日(土)~7月21日(月)の3日間、休業させていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。


19日からの3日間、3連休という方も多いでしょう。
子供たちは19日から夏休みというところも多いでしょう。

気を付けて、楽しんでください。

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2014年

7月

17日

倫理研修

先週の話ですが、東京都行政書士会主催の倫理研修を受講してきました。
東京都行政書士会では、倫理研修を受講しないと、職務上請求書の購入をすることができません。正式には「戸籍謄本・住民票の写し等職務上請求書」。すなわち、職務上請求書があれば、職務上の依頼を遂行するために必要があるとき、第三者の戸籍謄本や住民票を請求することができるということです。

なぜ倫理研修を受講しないと職務上請求書を購入することができなくなったのか。

その理由は以下の点にあります。

戸籍や住民票は、プライバシーの情報が記載されています。そのため、他人のプライバシー情報を知りたい業者から頼まれて職務上請求書を利用し、戸籍等を不正取得する者が増え、プライバシー権侵害となるケースが後を絶たなくなってきました。かかるプライバシー権侵害を防止するべく、倫理研修を受けさせることによって、正しい職務上請求書の使用を徹底させよう、ということからです。

そして、行政書士として倫理が必要となるのは、職務上請求書を行使する際にとどまりません。

行政書士の業務全般において、倫理は必要となります。
業務を遂行するにあたって法令遵守するのは当たり前です。また、規則に書かれていないことであっても、倫理に悖るような行為をすることは、信頼を失います。

仕事をするうえで、信頼は重要です。信頼されない行政書士では誰からも依頼されないでしょう。

もちろん、絶対に駄目なもの以外、倫理に正解はございません。

ですが、どう振る舞うのが倫理的には良さそうか常に考え、誠実に行動する行政書士でありたいと思いました。

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2014年

7月

16日

熱海が燃える二日間

毎年7月15日、16日になると、なんだか血が騒ぐんですよ。

というのも、私の地元である熱海で「こがし祭り」が行われるから。

この二日間は、熱海全体がお祭りムードに。30基以上の木彫りや装飾された山車が、熱海の中心地である国道に集結し、熱海中に鉦や笛、太鼓の音が響き渡ります。その光景は、一見の価値があります。

私も、子供のころはこがし祭りに参加していましたが、この頃はなかなか熱海に帰ることができず、すっかりご無沙汰となってしまいました。それでも、やはり熱海っ子だったからでしょうか。この二日間はワクワクするんですね。離れても、地元のことは、どうしても気になります。

地元ではなくても、お祭りって気分が高まりますよね。街中で御神輿に出会ったり、お祭りの夜店を見かけたりすると、楽しい気分になります。

事務所がある五反田周辺でお祭りがあるときは、参加したいですね。

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2014年

7月

15日

読書会に参加しました(下町ロケット)

昨晩、現在住んでいるところである武蔵小杉で開催している読書会に参加しました。
課題本は、今や高視聴率ドラマメイカーとなった池井戸潤さんの「下町ロケット」。第145回直木賞受賞作品です。

その「下町ロケット」の中で、印象に残るセリフがありました。

『俺はな、仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまらない

主人公である中小企業の社長が、造反した社員に向かって言った言葉です。
こんなの綺麗事だ。生きるだけで精いっぱい。夢では食べていけない。そんな風に思う人もいるでしょう。
だけど、ただ生活のために仕事をするっていうのも、殺伐とした感じになります。モチベーションも上がらず、仕事の生産性も上がらなくなるおそれがあります。
もちろん、夢だけでは食べていけません。ですが、夢がなければ生きている面白さもありません。

夢は、生きる上での原動力になっていると思います。
今ある大企業の多くが、最初から大企業であったわけではありません。ほとんどが夢を掲げ、情熱を持ち、努力したからこそ、大企業になったのです。

夢をもって起業したいという方。
ぜひ、当事務所にご相談ください。起業の手助けをして、あなたの夢を実現させる支えになりたいと思います。

と、うまい具合に事務所の宣伝となってしまいました(笑)

事務所の宣伝はともかく、「下町ロケット」は読んでいて勇気が出る本であり、おすすめです。

 

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2014年

7月

14日

今週も頑張りましょう

こんにちは。

暑い日が続き、本格的な夏の到来といった感じですね。

体調管理には気を付けてください。
週の初めの月曜日。今週も頑張っていきましょう!!

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2014年

7月

11日

はじめまして

皆様、はじめまして。
五反田で行政書士事務所を開いている野田洋平と申します。

「地域に密着した街の法律家」となるべく、当ブログでは、事務所のことだけではなく、法律のこと、さらには五反田周辺地域のことについても発信していこうかと思います。

これからも宜しくお願いします。

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