福岡ソフトバンクホークス日本一にみる準備の大切さ

福岡ソフトバンクホークス、日本一おめでとうございます!!
私は、秋山監督が選手時代にトレードでライオンズからホークスへやってきたときからのホークスファン。今季限りでの辞任を表明した秋山監督が、本拠地ヤフオクドームでの最終戦で日本一の胴上げをされ、有終の美を飾ったのは、非常にうれしい出来事でした。

監督6年でAクラス5回、パシフィックリーグ優勝3回、日本一2回という輝かしい成績を残した秋山監督。秋山監督が素晴らしい成績を残せたのは、もちろん選手たちの頑張りもありますが、秋山監督が常日頃から仰っていた言葉にもあると思います。それは「準備が大切だ」。

準備をしていれば、ある程度安心感をもって本番に臨めます。つまり、リラックスした状態で本番に臨めるので、普段通りのパフォーマンスをすることができます。

また、準備をしたことで、余裕を持つこともできます。そのため、本番で不測の事態が起こったとしても、余っている部分で対応することができます。

秋山監督がホークスに来る前に所属していた球団は、ライオンズでした。

当時のライオンズは常勝軍団。その常勝軍団の基礎となっていたのが、綿密な準備でした。試合で起こりうる様々な状況に備え、対応できるように、準備する。だからライオンズは勝ち続けていたのです。

秋山監督は、選手としてホークスにきてから、当時監督だった王さんとともに準備の大切さをずっと選手たちに説いてきました。その成果もあって、選手時代は小久保や松中、柴原、井口、斉藤和巳、監督時代は攝津、松田、柳田、今宮といった選手が育っていき、かつて弱小球団だったホークスが、今のような常勝軍団になったのです。

やはり、何事にも準備は必要なのです。


とはいえ、すべてのことを準備するというのも、現実的ではありません。時間等の制約もあります。準備する努力はしたとしても、それで完璧に準備できたと思う人は、まずいないでしょう。誰でも準備しきれなかったと思うのが、通常です。

では、最低限準備する努力をしたことを前提に、それでも準備不足ではないかと思った時にどうすればよいのでしょうか。

それは次回にでも。