ディープな品川区

書店にぶらりと立ち寄ると、気になる雑誌がありました。

それが、写真にある『TO magazine』です。

「ハイパーローカルな東京23区シティカルチャーガイド」という謳い文句がいいですね。一般的に都会とされている東京23区だからこそ、かえってローカルなものに魅力がある、ということなんでしょう。知る人ぞ知る東京、それぞれの区の奥深さというものがあるわけで。

今回は、当事務所がある「品川区」の特集。表紙が広末というのがポイント高いです。

なぜ広末が表紙かといいますと、広末が高校時代通っていたのが品川女子学院であるから。広末と同じ年の私としては、広末が品川女子にお邪魔するという特集は感慨深いもの。ある意味自分の高校時代を思い出します(私は男子校だったが)。

他にも、当事務所の近くにある「TOC」の特集があったり、私がよく行く「大井競馬場」の特集があったりと、なかなかの内容。品川区に住む人がおすすめするお店や、品川区にまつわる本の紹介などもあります。

ディープな部分では、お座敷遊びや花街など。さらには「UFOを探し続けた男」なんて特集も。

品川区の知られざる一面がみられそうです。


「グローバル化」がもてはやされる昨今、そのグローバルに立ち向かう起点となる、自分が拠り所としている街をしっかりと知ろうという動きがあります。いわゆる「グローカル」です。

東京というグローバルな都市であるから、より地域の特色を出すためにローカルな部分を知らないといけない。そして、そのローカルな部分をグローバルに発信しないといけない。この雑誌は、サブカルチャーな面によってはいますが、東京のローカルな部分を描き出すという点で面白いです。

当事務所も、この雑誌のような「グローカル」な事務所となるよう、努力していきます。