中秋の名月

今日は陰暦8月15日、十五夜です。この日に見られる月は「中秋の名月」と呼ばれ、昔から人々に愛されていました。

しかも、今年は「スーパームーン」と呼ばれる、月が通常よりも大きく見える日の前日。

今夜の月も、かなりきれいなものになりそうです。


もっとも、関東地方は朝から曇り空。中秋の名月が見られるかは微妙なところ。ほかの地方では見られる可能性が高そうです。

関東地方に住んでいる私。少しでも、雲の切れ間から見られれば、と思っています。


今年の中秋の名月。実は、日付でいうと、満月ではないのです。

満月は翌9日10時38分の月。ということで、9日の月が満月となります(だからスーパームーンも9日)。


ちなみに「中秋の名月」を「仲秋の名月」と書く人もいますが、これは誤り。

「仲秋」とは陰暦8月の別称。これに対し、「中秋」は陰暦8月15日のこと。

つまり、「仲秋の名月」と書くと、陰暦8月15日以外の月も含まれることになります。

もっとも、最近では区別されないようになった、という人もいますが。


今日が中秋の名月だからというわけではありませんが、昨日「日本人と宇宙」という本を買いました。

この本には十五夜のことも書いてあるようです。

この本を読みながら、今日の月を楽しみたいと思います(見られればだけど)。