※追記：一発屋さんのランチ営業は2014年10月で終了いたしました(夜は営業しております)。

五反田で、ランチタイムにカレーが100円で食べられる…。

本当かと思うような話が飛び込んできた。

五反田といえば、品川や渋谷といった主要なオフィス街からも近く、また五反田自身もIT系の企業等が多くある、ビジネスマンの街。そんな五反田に、ランチタイムでカレーが100円なんてあったら、懐の寒いビジネスマンにとってはさぞかし嬉しいことだろう。

どんなものか確かめるべく、お店に行ってみることにした。

100円カレーを出しているのは、五反田駅から歩いて5分ほどの大成ビル4階にある「一発屋」。夜は九州居酒屋として営業している。

入ってみると、数名並んでいた。やはり、100円カレーにつられてなのだろうか。

店内は、夜に居酒屋として営業していることもあってか、意外ときれい。個室やお座敷席もあった。

100円カレーを注文しようとメニューに手を伸ばすと、トッピングがあることにも気付く。

「とんかつ200円　エビフライ200円　野菜コロッケ150円・・・」など7種類。トッピングの方が高い、なんていう逆転現象が起きているが、それでもトッピング1品だけなら500円以内でおさめられる。

しかも、今回はさすがに飲まなかったが、金麦も100円で提供されているのだ。

とりあえず、100円カレーと、トッピングとしてとんかつを頼んでみた。

100円カレーというから量はそんなにないのかと思ったら、通常のカレー屋と同じくらいの量。

具もないのかと思いきや、少しではあるが、ポークと玉ねぎも入っていた。

味はシンプル。辛さも中辛程度。

これで100円は、驚きだ。

これで100円なら大満足。コスパとしては相当高い。

難点なのは、分煙がなされていなかったところ。嫌煙家の人は、タバコを吸う人が近くにくると、困る。

まあ、夜は居酒屋となるからというのもあるし、そもそも100円カレーを始めたのが「働く人たちがタバコを吸いながら手軽にランチを採ることができる場を提供したいと考えた」からなので、やむを得ない面はあるが。

ちなみに、「ランチを安く済ませることができれば、浮いたお金で飲み会も増やせる」という考えも、お店側にはあるらしい。昼も夜も来てもらえれば、ありがたいことだろう。

そのためにも、インパクトのある「100円カレー」というのは、有効な手段。

カレー以外にも、日替わりランチが2種類ある。いずれも500円と、いわゆるワンコインで済ませることができる。

これからも行ってみたくなるお店だ。